
今や地方に行けば、絶対と言っていいほど出会える、地域色全開のカレー。エリア限定でしか買えないものが多く、お土産としても人気だったりします。
そこで今回も、イロイロなカレーを探して参りました。最初はおいしさ120%のカレーを集めるつもりだったのですが、好奇心には勝てず…。実際に選んできたのは、「珍ですなぁ…」「キワモノですなぁ~」と思われるもの。すべて実食した上で、ご紹介します!
秋田美人になれそうな食材がコラボ。
「おいしい秋田をギュッとひとさじ」をコンセプトに作られた『牛スジと甘酒の秋田美人カレー』。とろとろの牛スジと秋田の甘酒、その他にも秋田県産の食材がたっぷり使用されています。

さて、そのお味は…。甘酒特有の味がするのかと思いきや、スッキリとスパイシー。そして、牛スジとは思えないやわらかいお肉は口の中でトロリと溶けます。正直クセになるお味でございました。

- 商品名
- 牛スジと甘酒の秋田美人カレー
- 価格
- 510円(税別)
- お店
- UMAMY
- 日持ち
- 製造日から180⽇
鳥取名物、あごカツがそのまんま1枚!
アンテナショップで、「キワもののカレーってありますか?」と伺ったら、コレコレと出てきた『琴浦 あごカツカレー』。地元琴浦町に揚がった“あご“をすり身にしてからカツに。そこにカレールウをかけて、『あごカツカレー』にしたというもの。

琴浦あごカツカレーは現在、地元の5店舗で提供中。ちなみに、琴浦あごカツカレーバーガーは、2011年のとっとりバーガーフェスタで、見事4位!話がそれました…。『琴浦 あごカツカレー』のお味は、お肉ではなくお魚風味がガッツリ楽しめるコクのある仕上がり。ん~、アゴが落ちるほど、おいしい!

- 商品名
- 琴浦 あごカツカレー
- 価格
- 648円(税込)
- お店
- あぶい蒲鉾
千葉の名産、真タコがカレーになっちゃいました。
千葉県いすみ市の大原沖で水揚げされる特産のタコを具にした『たこカレー』。ピリカラ風味で、タコのお味がしっかりルーにも染み出ております。まさに、お口の中でタコが踊り狂うって感じでございます。いろいろなレトルトがございますが、肉ではなく、タコが入っているものは珍しいかも…。タコだけでなく、ニンジン、タマネギといった野菜もたっぷり。

ちなみに、この大原のタコですが明石タコと並んで日本のニ大タコと称され、高級料亭以外ではなかなか見かけられないものなのだとか。 特に12月~1月に漁獲されたマダコは、柔らかく甘みがあり、歯ごたえもあり、大原ではお正月にタコは絶対に欠かせないもののひとつなんだそう。

- 商品名
- たこカレー
- 価格
- 530円
- お店
- いすみ市観光センター
宮城と言えば…ホヤ!?潮風香る味わいです。
食感がたまらない三陸産の「ホヤ」を使用した、日本初ともいうべきホヤのレトルトカレー。タマネギとリンゴの甘みに、ホヤの旨みと風味、そしてスパイスが絶妙なコラボレーション。

生クリームで仕上げているので、初めてホヤを食べる人でも大丈夫。食べると潮風の香りが口の中に吹き抜けます。いや~、独得のおいしさです。

- 商品名
- 宮城三陸ホヤカレー
- 価格
- 550円(税抜)
- お店
- やくらいフーズ
- 日持ち
- 製造後12ヶ月
岡山だからフルーツたっぷり!桃とブドウもカレーになったゾ。
なんとこのカレー、果実王国「岡山」を代表する名産の白桃“ピオーネ”をベースにしたヘルシーカレー。カロリーは194calと他のカレーに比べるとかなり少なめ。白桃のほか、吉備の国育ちの鶏や完熟の桃太郎トマト、生マッシュルームなど、使用素材は地元産にこだわり、じっくり煮込まれています。

ルーにとけ込んだ、白桃のやさしく上品な甘味と皮付きのピオーネがなんとも不思議にマッチしています。甘ピリ感がクセになるお味です。

- 商品名
- 白桃 ピオーネカレー
- 価格
- 650円(税込)
- お店
- 哲多すずらん食品加工
さすがは鳥取、カレーにこだわりの梨を投入でございます。
ネット上でも、そのおいしさは評判になっています。園内でとれた梨をふんだんに使っているのだとか…。ふんわり甘いテイストはなかなかのもの。カレー好きの人も、「うん、これならいける!」と納得のご当地カレー。フルーツカレーはイロイロありますが、ナシ風味のものはあんまりないかも。

- 商品名
- ニ十世紀梨カレー
- 価格
- 648円(税込)
- お店
- さんこうえん
北海道では黒胡麻とイカ墨がコラボ!?
食の宝庫「北海道」だけに、地元の玉ネギ、ニンジン、ジャガイモが入っています。さらに、黒ゴマの香ばしさとイカ墨のコク、豚肉の旨みをプラス。濃厚な風味のカレーです。

色はインパクトありですが、辛さは抑えめでお味はクセになります。パスタにも使えそうです。

- 商品名
- 北海道黒いカレー
- 価格
- 400円(税抜き)
- お店
- 寿フーズ
鳥取の超有名カレー!色が…ピンクのピンク華麗。
鳥取県では知らない人はいないほど、有名なしろものなのだとか…。パッケージのキャラクターは、鳥取市内にある国の重要文化財「仁風閣」に住まう4姉妹という設定。そのため、お味は子ども向けと思っていたら…驚きのスパイシー!正直辛いです。

このピンクは鳥取県産ビーツが正体。ビーツは、一見カブのようにも見える野菜ですが、ほうれん草と同じアカザ科の植物。栄養化も高く、ミネラルやビタミンも豊富。キレイになれるカレーなんです!

- 商品名
- 華貴婦人のピンク華麗
- 価格
- 980円(税込)
- お店
- ブリリアントアソシエイツ
次回も、今回以上にキワモノ…いえいえ、ユニークなカレーを集めてご紹介したいと思います。ちなみに、お土産をもらう相手はどんなモノが欲しいのかをリサーチしてみると、「どうせもらうなら定番よりも、自分ではお金は出したくないけど、“なんだこりゃ?!“と思えるものがほしい」なんて意見もチラホラ。そうそう、チョコレートNG男子には、バレンタインにチョコの代わりにカレーなんていうのもいいかも知れないですよ。