
NHK連続テレビ小説「まれ」の舞台となったことから、ロケ地巡りがちょっとしたブームになった能登半島。
ドライブに最適な景色が続くのはもちろん、日本で唯一の車で走れる砂浜があったり、世界一長いベンチ(全長約460.9m)があったりと見所満載。金沢を訪れたなら、せっかくなので車で能登まで足を延ばすことをおすすめします。
そこで、今回は能登に行ったら絶対買って帰りたいお土産をご紹介します。

誰が引いても切れません!?『ひっぱり餅』。
能登の名物として知られる『ひっぱり餅』。歴史は古く、生まれたのはなんと鎌倉時代。石川県は源義経が『義経逃避行』の時に通ったとされていて、同行していた弁慶が自慢の腕でもち米をこねてはひっぱり、乾燥させたものを携えていたのだそう。これがひっぱり餅の始まりなんですって。

その後、搗きたての餅を水につけて、能登の女性が四方八方へ薄く伸ばして作っていった『ひっぱり餅』。今回ご紹介する安田屋は、このひっぱり餅を現代風にアレンジして新しいスタイルで生まれ変わらせています。

「誰が引くやら切れはせぬ」と歌われたとあって、引っ張ればびょ~んとのびるのびる!やわらかくて甘めの生地には、大粒の甘納豆がちりばめられ、風味&食感のアクセントに!能登の素材を厳選して、特に“水・米・あずき”には徹底的にこだわって作られた『ひっぱり餅』。伝統の味を次世代に伝えるために、丹精込めた職人のこだわりが感じられるはず。
- 商品名
- ひっぱり餅(白)
- 価格
- 8個入り 810円(税込)
- お店
- ひっぱり餅本舗
- 日持ち
- 40日
「まれ」のロケ地としても人気!伝統技法で作る揚げ浜塩。
実は能登半島は昔から塩作りが盛ん。NHK連続テレビ小説「まれ」で、桶作さんの塩田も登場したので、すでにご存知の方もいらっしゃると思うのですが…。桶作さんの塩田のある仁江海岸一帯では、江戸時代から続く伝統技法『揚げ浜式製塩』が行われているそうです。

『揚げ浜式製塩』とは海水を桶で汲み、塩田まで揚げることから、潮汲み3年、潮まき10年と言われるほど、熟練した技術が必要とされるものなのです!この製塩法は日本でただ一ヶ所、石川県珠州市だけにしかないというからかなり貴重ですよね~。

受け継がれてきた職人技を用い、完成した塩は粗めながら甘みもあってまろやか。焼き魚やおにぎりといったシンプルな和食で、手間暇かけた至福の味をご賞味あれ。
- 商品名
- 奥能登揚げ浜塩
- 価格
- 50g 400円(税込)
- お店
- 奥能登塩田村
みたらし団子みたいな、伝統銘菓の柚餅子。
そもそも“柚餅子(ゆべし)”ってどういったものなのか、なんとなくしか分からない人も多いのでは・・?一般的にクルミか柚子を使用した餅菓子のことを指すのだけれど、クルミか柚子かは地域によって分かれるとのこと。起源をたどると源平の時代との説もあり、最初は保存食や携帯食に近いものだったそうですが、今では和菓子や珍味として定着してますよね~。

“柚餅子総本店 中浦屋”の柚餅子は、柚子のタイプ。上質のもち米を使っていて、しかも砂糖醤油の味付けなので、ちょっとみたらし団子を食べてるみたい!?最後に柚子がほんのり香って、さっぱりほろ苦くて、いい感じ♪こちらのお店には、厳選した柚子を丸ごと1個使う「丸柚餅子」なる銘菓もあるので、次回はぜひ両方買って帰りたいと思います~。

- 商品名
- 棹柚餅子
- 価格
- 1本 648円(税込)
- お店
- 柚餅子総本家 中浦屋
- 日持ち
- 15日間
以上、能登半島のお土産をご紹介しました。
ほかに、気になるお土産を見つけたら、またご紹介させていただきますね!