
こんにちは、おみやげーと編集部です。今回登場するお土産のキーワードは“外郎家”。
そう聞いて「あっ、なんだか覚えてる」という方がいらっしゃったら、おみやげーととしてはうれしい限りですが…。
何を隠そう、以前特集を組んだ今時から定番まで!ハズさない名古屋のういろうで、少しご紹介させていただいたことがあるのです。
ういろうの生みの親でもある“外郎家”。その伝統を引き継ぐ名店のおすすめ土産をご紹介します。
カラフル&ひと口サイズがうれしい半生菓子。
室町時代から続くこちらのお店の “ういろう”は、淡白で素朴な中にも、上品さを感じる奥深い味わい。ういろうの元祖だけに、定番のういろうのほかに、栗ういろうやういろう羊羹、ういろう最中などもありますが…編集部が注目したのは『錦甘露(きんかんろ)』。

草木に輝く露の光、ハスの葉にころがる水の玉、蜜柑の上におりた雫…。小田原の四季の露を表現した半生菓子とのこと。小豆、抹茶、柚子、梅、芥子の実、胡麻の6種があり、色とりどりで見た目にもかわいい♪

つぶ餡やこし餡、柚子餡など、風味抜群の餡をふわっともっちりした求肥で包んでいます。プチプチした芥子の実やさっぱりした柚子など、それぞれの特徴が全く異なるので、ちょっとずついろいろ味わってみて。
- 商品名
- 錦甘露(きんかんろ)
- 価格
- 6個入り 800円(税抜き)
生地のおいしさを堪能できる、餡入りのわらび餅。
『和らび餅=わらびもち』と読みますが、ツルンとひんやりしたわらび餅とはちょっと違います。いや、やわらかくてなめらかな生地自体はわらび餅なんですが、中にこし餡が入っているのです。

私が慣れ親しんできたわらび餅は、いわゆる餡なしのタイプ。今回初めて餡入りのわらびもちをいただきましたが、そのおいしさと言ったら!!餡によって上品な甘みが加えられるので、きな粉の甘みは控えめ。上質な生地のおいしさも余すことなく堪能できます。

ちなみに、室町時代のわらび餅は餡入りの丸いものだったそうです。餡入りのわらび餅が珍しいと思っていましたが、実は由緒正しいわらび餅なんですね。
- 商品名
- 和らび餅
- 価格
- 6個入り 1,000円(税抜き)
今回は小田原の「ういろう」で、ういろうじゃないお土産をご紹介しました。
もちろん、ういろうもオススメです。
- お店
- ういろう