
こんにちは、おみやげーと編集部のmonoです。
最近はNY初のスイーツが流行ったり、ハイブリットスイーツが注目されたりと新しくておいしいスイーツがたくさん出てきましたね。
ただでさえカタカナが多いスイーツに、これ以上種類が増えたらもう頭がついていかない!と思っているのは私だけじゃないはず。そこでおみやげーとでは全国のスイーツ好きを救済すべく「聞いたことあるけど分からないスイーツ」を調べる、スイーツ調査部を立ち上げました!
クリスマスが近づくとお店に並び始める白い塊。「シュトーレン」ってどんな食べ物?
11月に入ると全国各地でクリスマスグッズが店頭に並び始めますよね。キラキラとしたクリスマスツリーにクリスマスケーキのパンフレット、スイーツショップにはジンジャークッキーに…ん、この白い塊は何だろう? シュトーレン? 何それ?となるわけですよ。笑

さて、このシュトーレン。クリスマスに欠かせないドイツの伝統菓子で、正しくはシュトレンと書きます。
発酵バターと粉糖をたっぷりまぶしたコーティングのおかげで日持ちも長く、クリスマスを迎えるまで、毎日少しずつスライスして食べていくお菓子なのだとか。
生地に練り込まれたドライフルーツやナッツなどの風味がだんだんとパンに移るので、今日よりも明日、明日より明後日と味が変化し芳醇な香りを楽しめます。その様子がクリスマス当日を待ちわびる気持ちに似ていて、 食べれば食べるほどクリスマスが待ち遠しくなりますよ^^
ちなみにシュトーレンという言葉の意味は坑道、トンネル、滑り止めですが、その形と真っ白な見た目は生まれたばかりのイエス・キリストのおくるみ姿を表しているといわれています。
一概に「シュトーレン」といっても食感や味わいはいろいろ!
さて、そんな気になるシュトーレン、早速おみやげーと編集部でも食べてみました。
シュトーレンは日本でいうとカレーと同じように各家庭や店舗でいろんな味にアレンジされているのですが、今回はたくさんある中でも東京フロインドリーブのシュトーレンを頂きます。広尾にあるドイツパンを取り扱うお店なので、シュトーレンはまさに本場! せっかく食べるなら本場ドイツのシュトーレンにしようということで買ってまいりました。
見た目も真っ白で山形、いかにも「シュトーレン」という感じを裏切らない東京フロインドリーブのシュトーレン。手に持った感じもずっしりとしています。スライスして少しずつ食べる……ということですが、うーん、ちょっと欲張って厚めに切っちゃいましたかね。他の方が切ったものを見ると大体1cmくらいの薄さでスライスしているものが多いですが、そこはもうお好みです!
東京フロインドリーブのシュトーレン、どんなお味だか早速いただきます!

シュトーレンは作るお店によっていろんなアレンジがされているので味や食感にばらつきがありますが、こちらのシュトーレンは思いのほかしっかりした食感でちょっとビックリ。何というか、パンとクッキーの間くらいの食感です。こんなにもしっかりとした食感があるのは初めて食べましたが、ドイツらしい固さの食感が本当においしいです。
他のお店のシュトーレンにはスパイシーなものもありますが、ここのはピリッとした刺激はないのでとても食べやすいです^^ スパイスがなくてもたっぷり入ったレーズンやアーモンド、クルミ、チェリーなどが入っていて、味と食感に飽きが来ません。
また、周りに粉糖がたっぷりかかっていますが「甘!」というほどの甘さはなく、コーヒーや紅茶、緑茶との相性も抜群です。うーん、お茶と一緒に食べるシュトーレンもおいしい!
初めてシュトーレンを食べるという方には食べやすくてオススメのシュトーレンですので、クリスマスを待つ間に召し上がってみてはいかがですか? きっと1日1日が待ち遠しくなりますよ^^
- 商品名
- シュトーレン ※季節限定
- 価格
- 500g 2,160円(税込)
- お店
- 東京フロインドリーブ
- 日持ち
- 1ヶ月半弱