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開運和文様の研究家がお菓子のカタチや文様をレクチャー。【開運~和のカタチと文様Ⅰ~】

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2015/12/28
開運和文様の研究家、藤 依里子さんがお菓子のカタチや文様を解説するシリーズ。第一回目は日本に息づくデザイン6種を手渡したいシーンも交えてご紹介。
開運和文様の研究家、藤 依里子さんがお菓子のカタチや文様を解説するシリーズ。第一回目は日本に息づくデザイン6種を手渡したいシーンも交えてご紹介。

ーーー日本が生み育んできた”和のカタチと文様”。長い歴史の中で受け継がれ、今もなお日本人の心に優しく働きかけるのは、先人たちの“開運”への願い、おもてなしのキモチが託されてきたからなのかも知れません。(by:開運和文様研究家・藤 依里子さん)ーーー

ならば、それぞれの意味を学んだ上で手渡せば、お土産や手土産がもっと有意義な贈りものになるはず!! ということで、おみやげーとでは開運和文様研究家・藤 依里子さんに”和のカタチと文様”のレクチャーをリクエスト。【開運~和のカタチと文様~】と題し、シリーズでお届けすることにしました。

第一回目となる今回は、「纏い」「達磨」「おかめ』」「ひょっとこ」「キツネ」「福良雀」をご紹介します。

子宝祈願の願いに…『日向ひょっとこ菓子』。 <宮崎>

ひょっとこ菓子
饅頭、らくがん、桃山の3つの味が楽しめます!

ひょっとこ、おかめ、キツネがひとつの袋に! これは日向に伝わる昔話から生まれ、今でも日向ではひょっとこにちなんだお祭りも少なくないだとか。ちなみに、「キツネ」はお稲荷さまに通じ、開運祈願はもちろん五穀豊穣、商売繁盛などの縁起が担がれるとされています。「おかめ」は不美人の象徴とされ、”笑”が絶えないので福を呼ぶお多福、お福とも呼ばれています。招福の祈願が託され、御酉さまでも欠かすことができないアイテムのひとつです。また、「ひょっとこ」は、家計を守る神様なのだとか。また、おかめとひょっとこを対で扱うと、夫婦円満、子宝祈願に結びつくのだとか。家庭内がギクシャクしているときにおみやげにすると、”笑”が絆を修復してくれるかも…。

商品名
ひょっとこ菓子
価格
3個入り 540円(税込)
お店
マエダ製菓
日持ち
20日

七転八置で知られる達磨のお菓子。『金沢のハレノヒ落雁 はちまんさん』。 <石川>

はちまんさん(缶)はちまんさん(ヨリ)
ひとつひとつが小さな達磨に。缶のデザインもかわいくて、食べ終わったら小物入れにできるほど!

お菓子の中でも比較的多いのが「達磨」のモチーフ。なんでも、今から1600年ほど前に南インドに生まれ、布教伝道のため中国へ渡来し、禅宗の基礎を作った達磨大師のお姿から生まれたとされています。そのため願掛けはもちろん、病気治癒の願いのほかに、商売繁盛、合格祈願などの願いも託されます。そんな達磨をモチーフにしたお菓子の中から、今回ご紹介するのは『金沢のハレノヒ落雁 はちまんさん』。アップルジンジャー味のひと口タイプ。受験生に願いを込めたお土産にピッタリかも。

商品名
金沢のハレノヒ落雁 はちまんさん
価格
594円(税込)
お店
お菓子百番屋
日持ち
90日

火の用心に『纏(まとい)最中』。 <東京>

纏最中(袋)纏最中(ヨリ)
全国菓子大博覧会、名誉総裁賞受賞の一品。

お正月の縁起物として目にすることもある「纏」。江戸時代に町火消し(現在の消防士)が、火事場の屋根の上で纏を振ることで火消しを勇気づけたのだと。また、纏は明治時代のころから防火の縁起物としてなくてはならないものになったとされています。防火祈願はもちろんですが、頑張っている人に応援する気落ちを贈りたいときにもオススメかも。

そんな纏のカタチをモナカにしたのが纏最中。手煉り餡は、北海道産の大粒小豆と和三盆糖の最高級最中です。

商品名
纏最中
価格
172円(税込)
お店
御菓子司 梶野園
日持ち
1週間程度

見た目もほっこりキュート『福良雀の竹炭最中』。<東京>

竹炭最中(袋)竹炭最中(ヨリ)
ちょっと不思議な味がする!さっぱりタイプの最中。

「福良雀」は、まるまると太った雀や寒い日に全身の羽毛を膨らませている雀のことを言います。昔は雀が太っている年は豊作を意味することから、豊かさの象徴とされ、五穀豊穣の縁起が担がれました。最中は竹炭を使っていることから、皮には”竹に福良雀”が描かれています。竹は迷いなく一直線に進む心の強さなどを表すとされていますので、苦労することなく自由に羽ばたけるようにという願いを込めることができます。新しい世界に旅立つ人へのおもたせにもピッタリかも。

商品名
竹炭最中
価格
172円(税込)
お店
御菓子司 梶野園
日持ち
1カ月程度

以上、”和のカタチと文様”をご紹介しました。

「纏い」「達磨」「おかめ」「ひょっとこ」「キツネ」「福良雀」…それぞれに意味があり、お土産として手渡すシーンもさまざま。

お土産を選ぶときには、ぜひ参考にしてください。

この記事を書いたのは・・・
藤依里子
ライター

開運和文様・占術研究家/グリーンアドバイザー/執筆家
神社仏閣巡りをしながら、珍しい食べ物や飲み物を探すことが趣味。主な著書『開運!日本の伝統文様(日本実業出版社)』『和のお守り文様366日(PHP出版)』『恋する和文様(きこ書房)』他

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