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番外編 日本酒に恋して自分に惚れて 北九州酒蔵訪問記<後編>

番外編 日本酒に恋して自分に惚れて 北九州酒蔵訪問記<後編>


溝上酒造の秘密にせまる!
お待たせしました。王子 です。
後編では早速、溝上酒造の社長 溝上 智彦さんにぐいぐいとインタビューをしていきます。

その前に…。看板の写真だけでも撮っておきましょう。

コレでよし。
そして王子が事前に得ていた情報を元に溝上酒造様をご紹介!

創業は弘化元年(1844年)、何と200年近く続いている由緒ある酒蔵で創業当初は大分県中津市でお酒を造っていました。
その後の昭和6年(1931年)に北九州市八幡の「皿倉山」の麓に、酒造りの命である清らかな湧き水を発見し、気温の低い谷間という自然環境も「寒造り」に適していることから、この地に拠点を移されたそうです。
以来、北九州の地酒として代表的な銘柄『天心』を筆頭に、地元に根付いたお酒造りをされています。

日本酒好きな王子も東京ではお目にかかったことの無い銘柄でしたが、地元の北九州では超人気な銘柄で、『天心』が好きな人ONLYで結成される『天心会』なるものが存在するほど。
実は全国新酒鑑評会、福岡県新酒鑑評会、福岡県酒類鑑評会、福岡国税局酒類鑑評会等の多方面な観点から日本酒の品質を問われる鑑評会で受賞するなど優秀な成績を収められている今HOTな酒蔵です!
そんな酒蔵に王子みたいなのが行って大丈夫か?とご心配の皆さん。安心してください。


社長の懐はかなり深かった

溝上酒造が今北九州でアツいと噂を聞きつけて来ました!
ありがとうございます。ここ5年前くらいから応援してくださる方も徐々に増えてきました。
日本酒好きとしてはお恥ずかしい話ですが、東京では溝上酒造のお酒を見かけたことがなく実は呑んだことも無いんです…突然おしかけたくせにスミマセン…
そうですよね。実は地元以外にはあまりお酒を出していないんですよ。
日本酒は呑み手と売り手、造り手の距離が大事だと考えているので、 うちは地元でしっかり基盤を作ることを大事にしたいなと。
それとお酒造りや出荷、事務等の業務を社員5人とパートの方でこなすので、社内に営業マンが居ないというのも理由の一つです。

呑み手と売り手、造り手の距離を大事にするという溝上社長。
東京では中々手に入らない銘酒…これは必ず買って帰ろうと心に決め、気になるあの質問を。

風の噂でお伺いしたのですが社長が杜氏経験0年でお酒を造り始めたというのは本当ですか?
どこからそれを(笑)はい、本当ですよ。でもこの業界では、珍しいことでもないような。
そうなんですか?お酒造りと言えば杜氏、杜氏といえば職人、職人といえば修行というイメージが。
確かに昔は酒造りを杜氏、経営は蔵元とはっきり役割が別れていることが多かったのですが、 今は蔵元杜氏といって経営も造りも一緒にやっているとこが増えました。
そういう蔵で何らかの事情によって急な世代交代が起きると修行0年で杜氏になります。
(ということは溝上酒造でも何らかの事情が…聞いて大丈夫かな…?)
ちなみにうちの場合、祖父が私の父を突然後継者に指名したことがキッカケでした。
お祖父さんがお父さんを。ではまずはお父さんが蔵を継がれたということですか?
いえ、父は別の仕事に就いており、祖父が父を後継者指名した瞬間に父は私を後継者に指名したんですよ「お前がやれ」って(笑)
無茶ぶりにもほどが…。
当時33歳で私も当然別の仕事をしていたので、本当に驚きましたね。

当時を思い出し笑みを浮かべる溝上社長
そこから更に辛かったのは、その世代交代と同時に杜氏や経理をやっていた人も一斉に辞めちゃって…。
えぇ!それではお酒が造れないのでは。
そう、当時の私は帳簿も書けないしお酒も造れないしで本当に焦りました。
「これはイカン。何とかせにゃ!」とまずはうちでお酒を造ってくれる杜氏を必死に探しました。
そんな急に来てくれる杜氏さんはいたんですか?
何と奇跡的に居たんですよ。しかも日本三大杜氏の一つ「丹波杜氏」に所属する杜氏が。
おぉ!それで一件落着…?
それがまた一難あって…。杜氏はうちに来てくれた頃にはもう70歳を超えていました。
お酒造りは元々かなり重労働な上、仕事を分担できる蔵人も少なくかなり厳しい環境だったと思います。
それでもその年は何とか造ってもらったのですが、やっぱり「体力的にもう厳しい」って。
ではせっかく来ていただいた杜氏もその年限りだったということですか?
えぇ、その後も色々と探したのですがそもそも杜氏の数も減っていますからね。
中々見つからず、結局「自分でやってみるか」となりました。
思い切りがすごいですね。それでその年からお酒が造れたんですか?
はは。確かに散々苦労しながらも何とか「お酒」は造れましたよ「お酒」はね。
…というのは?
お米と水を原料にアルコールが含まれる飲み物が出来たんですよ。
味や香りなんて二の次です。まずは人が飲んでも大丈夫なものをって(笑)
正直この「お酒」(※)ですら造れる自信は無かったのですが…。

【王子の※知識】
日本酒はワインやビールと同じ醸造酒。発酵によってアルコールを生成するため、失敗すればただの腐敗した水分となってしまいます。
その上製法も独特で、麹により糖分を生成すると同時に酵母によりアルコール生成も行う「並行複発酵」という世界でも珍しい高度な発酵技術を要しています。
お酒造りが難しいのは皆さんご存知かと思いますが、その中でも日本酒は特に造るのが難しいお酒です。
(あぁ…注釈じゃなければもっと語りたいのに…)

その状態から一体どのように“日本酒”を…?
醸造に関する技術・知識を持つ協会や研究所に助けていただいたり勉強をしたり、最初はとにかく米と水でアルコール飲料を造ることに必死でした。
日本酒と呼ぶための品質を意識するようになったのは、造り始めて2、3年経った頃、杜氏が集まる勉強会に参加したことがキッカケですね。
ほかの杜氏から刺激を受けたと。
刺激なんてものじゃないですよ。衝撃です衝撃!
原料は同じ米と水、なのになんでこんな香り高く美味しくなるんだって!
もう恥とか何も無しに聞きました「どうしたらこんなふうに造れるんですか」って。
答えはなんと…?
「まずは酵母(※)を変えてみれば?」って。「酵母を変えるって何だ?」ってなりましたよ。
協会酵母以外が存在することすら知りませんでしたから。

【王子の※知識】
酵母とは先ほど取り上げたように糖分をアルコールに変える菌のことで、協会酵母というのはその中でも日本醸造協会という大きな機関が管理・頒布する一般的な酵母菌のことです。
ほかにも各団体で開発研究・頒布を行っていますが、素人目だと小さな菌が味や香りをガラっと変化させるとはあまり想像つきませんよね。

それで早速酵母を取り寄せて造ってみた結果、本当に味や香りがガラっと変わって…。
「ちょっとした造りの変化で味が大きく変わること」を身をもって体験できました。
そこからお酒造りに探究心を強く持つようになっていろいろ試してみましたね。
それと同時にまずは県内の鑑評会で受賞することを目標にするようになりました。
実は昨年の福岡県酒類鑑評会では全5部門あるうち、なんと4部門で溝上酒造のお酒が金賞を受賞していました。まさに破竹の勢い。
蔵の横にある販売所では、これまで受賞された賞状がズラっと並びます。

3枚目の画像中央が福岡県酒類鑑評会純米大吟醸の部門で金賞を受賞した『純米大吟醸 清夜の吟』です。
一般的な鑑評会では、各蔵で鑑評会向けの特別に醸造したお酒を出品するたので受賞したお酒を呑む事はできませんが、福岡酒類鑑評会では市販酒が鑑評会に出品されるため受賞したお酒を実際に呑むことが出来ます!
昨年も受賞されていましたね。
えぇ、おかげさまで何とか。ただ若い頃の自分は賞を取ることが目的でしたが、 今は鑑評会向けのお酒と一般的に販売しているお酒でいかに味を近づけていくかという点に注目しています。
実は受賞しても売上にはあんまり影響しないんですよね…(笑)
逆に呑んでくださる方へ過度な期待をさせてしまうのが申し訳なくて。
受賞した蔵といったら皆さん期待されますもんね。私もついついチェックしちゃいます。
賞をきっかけに意識していただけるのは大変嬉しいですが、一般的に鑑評会で出品するお酒は酒屋さんに並んでいるお酒とは別物なんですよ。
鑑評会は各蔵がコストも労力も採算度外視で、互いの技術を高めあうことを目的にしてます。
なるほど、鑑評会にはそのような目的があったんですね。
ただ、鑑評会で評価された技術力や造りのプロセスというのは、確実に市販酒にも活かせます。
そういった面で鑑評会向けのお酒と一般的なお酒を近づける努力をしています。

よくスーパーで「平成○○年 鑑評会受賞!」なんてタスキがかかった瓶を見かけますが、それは蔵として嬉しさ反面、期待を裏切れない責任を背負った覚悟のタスキなんですね。


気になる質問をしてみた
ところで、社長はお酒ならやっぱり日本酒しか呑まないんですか?
それが…実は私お酒を呑めないんですよ。更に言うと父も祖父も先祖代々…。
えぇ!先祖代々!修行0年より衝撃かもしれません…。
それじゃぁお酒を造っている時に酔っ払っちゃいませんか…?匂いとか味とか…。
さすがに仕事モードなので大丈夫ですよ。
それに官能評価(視覚・聴覚・触覚・味覚・嗅覚を使った評価)は口に含むまでで呑むことは無いので酔っ払うことも造りに支障が出ることもないですね。
ツライのは別の蔵の方から、からかわれることくらいです。
「造りよるのに(呑めんのか)」って…(笑)

かなり意外な回答に王子も困惑…。だっていかにも九州男児、バリお酒呑みそうな見た目なのに…。
ほかにもどうやらバンドを2つ掛け持ちしているドラマーらしく。
まだまだ色々面白そうなお話が伺えそうですが、お忙しい中お伺いしたため社長の次のスケジュールが迫っていました。

最後に聞きたいこと
最後に2つほどお伺いしてよろしいでしょうか。
まず1つめは『天心』を呑んだことの無い方へ一言ください!
自分が呑めないんだけどいいのかな(笑)それじゃぁ。
『天心』は「福岡」ではなく「北九州」で造っているお酒です。あまり北九州にお酒造りのイメージが無いので、その点をアピールしたいですね。
お酒造りのイメージが無い地元中心の蔵なので、皆さんは名前すらご存じないと思います。
なのでこれをキッカケに名前(天心 溝上酒造)だけでも覚えてもらえれば…。
と社長は仰ってますが、名前だけでなくお酒も呑んでいただき、味も覚えて欲しいなと王子は思います。
では満を持して最後の質問!
溝上酒造がこの先目指す理想の姿を教えて下さい!
それはもう四季醸造ですね。
年間を通して日本酒を造るということですか?
そうですね。これまで冬の間しか造れなかったものが、春・夏・秋とそれぞれ搾りたてのフレッシュな日本酒を皆様にお届けすることが出来るようになります。
どの季節でも新酒が呑めるのは魅力的ですね!
メリットは他にもあって、蔵は季節問わず常に日本酒を追及できるようになります。
それに何より蔵人の安定的な雇用もできるようになります。
冬の間だけという条件で来ていただくのはちょっとお互いに大変ですから。
そんなにメリットがたくさんあるのであれば是非早く四季醸造を!
そうしたいのは山々ですが、蔵を建て直したり空調設備整えるのは費用的にもそう簡単ではなく…。
「後継者に引き継ぐまでには」と思って今色々やってますけどね。
後継者に引き継ぐまでには完璧な状態にしたいということですか。
うん、私が散々苦労したものと同じ苦労をさせてたらバカらしいでしょ(笑)
といっても後継者はまだ正式に決まってなくて、説得中なんですけどね。
社長のやわらかい眼差しの奥には四季醸造という技術の進歩にともなった新しい伝統文化(醸造文化)のあり方が確かに見えていて、説得中と仰る後継者に対しても「同じ苦労をさせたくない」という合理性が垣間見えました。

「同じ苦労をさせたくないから今のうちから頑張ってる」なんてセリフ僕も将来言ってみたい…。 王子の「将来使いたいカッコいい台詞」リストにこっそり追加して、無事溝上酒造様の取材を終えようとしましたが、王子は大事なことを思い出します。

(ヤバい…全然蔵の写真撮っていない…)

最後に門の前で慌てて写真撮影をさせていただきました。

その後、ダメもとで蔵の中の写真も撮らせてもらえないかお願いしてみます。
あぁ良いですよ、私は時間なのでご案内できませんが、うちの蔵人に案内させますのでご自由にどうぞ。
ありがとうございます!ちなみに何処か入ってはいけない場所とか撮ってはいけないものとかは…。
そんなものは無いので撮りたいだけ撮ってください(笑)
ありがとうございます!蔵の方のお仕事を増やしてしまって申し訳なさを感じつつ、蔵の中を案内していただきました。
案内では蔵の設備に関してご説明いただいたり世間話をしたり。

社長がお酒呑めないので溝上酒造のお酒の特徴を頂けなかったのですが、かわりにお兄さんから特徴を一言いただけませんか?
…実は僕も呑めないんです。
(もしかしてこの蔵には呑める人が居ない…?)

こんなに地元から愛され、鑑評会でもお墨付きを得ているのに呑めないなんてもったいないです!
ますますどんなお酒か楽しみになりました。
そして呑んでみた

『純米吟醸 天心』と『純米大吟醸 清夜の吟』を帰りに購入して呑んでみました。

天心(てんしん)
『天心』は純米吟醸の香り高さとまろやかさを残しつつ、ベースは若干キリっと辛口の王道タイプな日本酒です。

普通辛口というとピリっと来るアルコールっぽさをイメージしがちですが、そのような嫌な雑味は一切感じさせず、自然と舌から喉を流れていくさわやかさがこれまで呑んできた日本酒とは一味違った印象を受けます。
やはり「純米」(醸造アルコール添加ではない造り)ならではの繊細さがありますね。

呑み手にとって毎晩飽きずにさらりと呑めるような晩酌酒をイメージして造っているのかな?と想像の膨らむ味でした。
月曜日、火曜日の夜にちょびちょび呑んで「今週も頑張っていきますか」ってなるお酒ですね。

清夜の吟(せいやのぎん)
『清夜の吟』は大吟醸だけあって天心とは少しイメージが変わります。
先ほど触れましたが福岡県の酒類鑑評会純米大吟醸の部門で金賞を受賞されている福岡県酒造組合お墨付きの1品。

口に含む際、ふわっと広がる吟醸香と大吟醸ならではのまろやかさで非常に華やかな印象があり、最近流行の香りを優先したフルーティーな日本酒かな?と思いましたが、舌の上、喉を通るころには妥協を許さない社長の想いに応えるかのようなずっしりとした安定感。

大吟醸はその性質上、酒米をより多く削るため香り高く味がすっきりします。そのおかげか「呑みやすい」「どんな料理にも合う」というイメージがつきますが、王子の素人目線では個性が失われやすいお酒だなと勝手なイメージを持っていました。
ですが「清夜の吟」はその個性(天心のように呑み飽きしない味)をしっかりと引き継いで上品さの中にはっきりとした力強さを感じます。コレは初めての感覚です!間違いなく皆さんにもおすすめしたい名酒です。

自由に撮ってみた

王子にはお世辞や社交辞令を汲み取る力はありません。
社長のお言葉に甘えて本当に自由に撮影してきました!
今回は360度のパノラマ撮影が可能な『THETA V』というカメラを用意。
これ一つで写真も動画も360度撮れるんです。
ちなみに王子は360度どこから撮ってもイケてます。

最新デジタル機器で酒蔵を撮影…IT企業の社員っぽくて実にカッコいいですね(謎)
そして、こういうパンチ効かせておくと、つのっち編集長に対しても「ただお酒呑みにいっただけじゃない」とアピールに使えます。
さすが王子、ここぞという時に頭がキレます。

実際にコレで撮ってみて正解でした。蔵の設備もそうですが、天井とか床とか普段見ることの無い場所も全部見えます!
ちなみに今回伺ったタイミングでは造りが終わっているので設備はほとんど片付いています…。
雰囲気だけでも360度ダイナミックに感じてもらえれば!
本当は香りもお伝えしたいのです。思わずお酒が飲みたくなるような、甘くて上品な吟醸香で満ちていました。

↓全部で7箇所撮影してきました。全てをご覧になる方は下のリンクからどうぞ
Post from RICOH THETA. - Spherical Image - RICOH THETA

他のパノラマ写真たちはこちら

溝上酒造様への取材を通して
今回突然のご訪問にも関わらず、社長も蔵の方にも本当にあたたかく出迎えていただき、時間一杯までたくさんのお話をお伺いさせていただきました。ありがとうございました。
記事には載せきれなかったあんな話やこんな話も本当はたくさんしていただいています。

こうして実際に足を運んでみると、その土地・造り手の人柄や想い・造られるまでのストーリーといった自分の舌や目だけでは得られない情報を得ることができました。
その背景を知る前と知った後では、驚くほど呑む楽しみが異なります。

これまで王子は日本酒の味やラベル、誰かのレビューといったネットで公開されている情報を通してその蔵を知ったつもりになっていることが多かったです。
それ自体を悪く言うつもりは一切なく、今でもそれが日本酒の楽しみ方の一つだと思います。

ただ今回直接お伺いすることにより得た「気持ち」というのは世界で唯一自分だけのものです。
たとえ全国何処からでも手に入る銘柄だったとしても、自分の足を運んで得たその「気持ち」があればその銘柄は自分にとって特別なものになるのかなって、『天心』を呑みながらふと思いました。
そしてこんなに素敵なお酒があるんだよって記事を通して皆さんとも共有したい!
…あれ?どこかで聞いたようなセリフ…。

最後に、「天心 溝上酒造」が気になった方は是非公式HPに遊びに行ってみてください。

溝上酒造公式HP

お酒造りへの想いや、受賞履歴を見ることが出来ます。
北九州以外の地域では手に入れることが難しいレアな銘柄も購入できます。
王子おすすめの名酒。是非今回のインタビュー記事を読み直しながら、ちょびちょび呑んでいただきたいです!

王子の旅はまだ終わらないよ!
無事に取材を終えた晩、王子の心の中には達成感とモヤモヤが残っていました。
そのモヤモヤの出所は明白で…。

「(自分が)写り足りない…」

そうして翌日ゾンビのように小倉駅周辺を彷徨っていた王子は、気になるスポットを見つけました。
北九州の台所 旦過市場
(コレだ…!)

帰りの飛行機の時間もあるので、なりふり構っていられません。
まずは入り口前で一枚。(わざわざ歩道橋に登ってキメ顔撮影)

ここからは王子の取材をダイジェストでお楽しみ下さい。
ツッコミ不在のノンストップ劇場です。
旦過市場って?
本当にフラッと訪れた手前、旦過市場がどういうところなのか知りませんでした。
まずはさくっと散策してみることに。

色々なお店が賑やかに並んでいるんですねー。


そろそろかな
早速ですが、もう下見は完了です。どうやらかなり面白そうな場所でウズウズしてきました。

飛行機までの限られた時間。少しでも多く写真に写らないと。
一応名目上は「旦過市場で探す、天心に合う最高のおつまみ決定戦」としました。
ただ観光しているだけだと、せっかく写真撮ってもボツになりそうなので。
さすが王子、ここでも頭がキレます。

まず目に入ったのは大好物の焼き鳥!早速いただきます。

砂肝1本下さい(『天心』4合瓶とお猪口を持ちながら)
は…はい。(何この人…)
あと、ちょっとコレ(スマホ)いいですか?
え?
コレで良しと…。あ、じゃぁどうぞ。
え?…え?
完全に怪しまれつつも無事シャッターを押してもらえた王子。


美味!
はぁ…(もうやだ…)
さてテンポよく!次はおでんです。
おでんください。
はいよ!
コレ(スマホ)良いですか!
はいよ!
さすがお母さんは話が早い。
何枚か王子が食べている姿を撮ってくださいました。

日本酒におでん…本当に落ち着くわ…。
その後も色々なお店にお邪魔してはつまみを買ってその場で呑み始める王子。当然写真も撮ってもらいます。

『仲野鮮魚店』さんで刺身の切り身を食べながら…。
この時点で早くも酔いが回り始める王子。

『九州まぐろ旦過店』さんで大将におススメのまぐろ料理を出してもらいながら…。

そろそろお会k…
これ…実はまぐろの白子なんですよ。かなり希少なんですけど、今出しますね。
(ん…?大将…お会計だよ?)
と思いつつもありがたく頂くと…。

(まぐろの白子ヤバ!こんなんずっと日本酒呑んじゃう!飛行機で帰れなくなる…)
よし、そろそろお会k…
これ…実は私が今開発中のまぐろのカラスミ。ちょっと食べてみてください。
(大将…いい仕事しますね…)

まぐろのカラスミ試作中とのことですが、コレ正直今まで王子が食べてきたどんなおつまみより日本酒がすすむ悪魔の食べ物でした。
この記事が出る頃には正式に商品化されているのでしょうか。
ちょっと格別な旨さに驚きを禁じえません。
最後に『若松商店』さんで『幻のとまと様』(店頭POPの原文ママ)を頂き…。

(なんだこれ!?トマt・・・え?)

驚愕の甘さです。後から調べたら、これは本当に幻のトマトでした…。
『とんだかみとまと』という糖度12.5度(一般的なリンゴと同じ糖度)のトマトだそうです。

滅多に手に入らないそうなので入荷情報は下記より事前にお問い合わせください。
若松商店 公式Facebook

すっかり旦過市場を堪能取材しつくした様子の王子。このあと無事に飛行機乗れるかな…。
でも本当に楽しい時間でした。旦過市場の方々ありがとうございます。お世話になりました!


旅の終わりに

これで本当に終わりです。
ここまで読んでくださった物好きな方々、ありがとうございます。
きっと僕の作文力小倉の魅力ゆえ最後まで読んでいただけたのではないでしょうか。

でも王子はまだまだ満足してません。

まだ行ってみたい酒蔵、おすすめしたい日本酒がたくさんあるんです

今回は特別無理やりに出ることができましたが、どうすればまたこうして登場できるのか…。
「王子の人気」がおみやげーと編集部に伝わればきっと…。

そこで全国の王子ファンの方、日本酒を愛する皆さん、ここまで記事を読んでくださった物好きの方々。
今です!とにかくキーボードのF5キー(ページ更新)を連打してこの記事の閲覧数を稼ぐのです!

…すみません、冗談です。
そんなことしたら王子は怒られ二度と表舞台に出られなくなります。

是非怒られずに済みそうなTwtterやFacebookで助けてください!
そうですね…。
ハッシュタグに「#おみやげーと」と入れていただき、記事の感想・酒蔵や王子への応援メッセージをいただければ必ずおみやげーと編集部の目にとまるはずです。
間違っても「今度はドンパっちの記事が見たい」とか呟いてはいけません。酒蔵か王子を褒めるのですよ。
皆様のお手を煩わせないように1クリックするだけで事が済むような専用ボタンも用意しました!是非に是非に! 「呟いたら何かお礼があるの?」と思っている皆々様。安心してください。
前払いとして王子のとっておき写真を最後に載せておきますね。

あと、企業の方にも朗報です。なんと王子、企業のオファーにも対応します。
こんなイケメンを使えるなんておみやげーとだけですよ。しかもなんといっても作文力があります。商品の魅力、会社の魅力、その土地の魅力を「僕の魅力」の次にしっかり伝えますのでご安心ください。


それでは、次もあるかどうか分かりませんがまたお会いできる日まで。チャオ!