ゆうちょ銀行の株主優待は3,000円相当のオリジナルカタログギフト
今から約2か月くらい前の6月下旬頃、保有株のゆうちょ銀行から、株主優待のオリジナルカタログギフトが届きました。
ゆうちょ銀行は2015年11月に東証に上場し、2022年の今年から株主優待の実施が始まりました。
ゆうちょ銀行は言わずと知れた郵便局を通じて全国展開されている銀行で、その預貯金額は国内最大で、その時価総額は三大メガバンクの三菱UFJフィナンシャル・グループ、三井住友フィナンシャルグループ、みずほフィナンシャルグループに次いで、第四位となっています。
2022年の今年から始まったゆうちょ銀行の株主優待は、ゆうちょ銀行オリジナルカタログギフト(3000円相当)です。
このゆうちょ銀行オリジナルカタログギフトには、ふるさと小包、グルメ、キッチン、ヘルス、インテリア、メンズファッション、レディスファッション、オリジナルフレーム切手など、123点もの商品が32ページにも渡り掲載されており、その中から1点好きなものを、株主優待としてもらうことができます。
ゆうちょ銀行のホームページ内では、株主優待のゆうちょ銀行オリジナルカタログギフトの全ページの内容を確認することができます。
ゆうちょ銀行の株主優待オリジナルカタログギフトのページはこちら
123点もの商品があると何を選べば良いか悩みますね!
ゆうちょ銀行の株主優待オリジナルカタログギフトのおすすめランキング!
123点もの商品の中から選ぶことのできるゆうちょ銀行の株主優待オリジナルカタログギフトですが、ここはやはり、ゆうちょ銀行ならではの株主優待とも言える、郵便局のふるさと小包のギフトの中から優待品を選びたいと思います。
ゆうちょ銀行の株主優待で選ぶことのできる、郵便局のふるさと小包ギフトだけでも29点もの商品がありますが、今回はその29点の商品の中から、お得感のある詰め合わせギフトのおすすめ商品を厳選してランキングにしてみました。
ランキング化するにあたり、「価格」「味の豊富さ」「アレルギー」「日持ち」の4項目を比較し、点数化しました。
「価格」の項目では、ふるさと小包の公式サイトの価格を参考にして、価格の高いふるさと小包ギフトほど高得点になります。
ゆうちょ銀行の株主優待は3,000円相当のカタログギフトとなっており、株主優待で選べる全29品のふるさと小包は、2,570円~3,300円の商品で構成されていますが、今回厳選したおすすめ3選のギフトは、たまたま3品とも3,240円の商品となりました。
「味の豊富さ」の項目は、各ふるさと小包ギフトの味の種類の多さで得点を付けており、味の種類の多い商品ほど高得点となっています。
「アレルギー」の項目では、各ふるさと小包ギフトに含まれている表示義務のある7品目のアレルギー物質の多さで得点を付けており、アレルギー物質の少ないものほど高得点となっています。
「日持ち」の項目では、常温保存ができて賞味期限の長い商品は高得点となっており、冷蔵保存で賞味期限の短い商品ほど低い得点となっています。
それではまずは、ふるさと小包ギフト厳選3選の比較項目表からご覧ください!
ゆうちょ銀行の株主優待 ふるさと小包ギフト 厳選3選 | 価格 | 味の豊富さ | アレルギー | 日持ち | 合計 |
酒悦 瓶詰詰合せ 名菜美点 公式サイト参考価格:3,240円 10種詰め合せ アレルギー7品目:小麦 賞味期限:常温で1年6ヵ月 | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★ | ★★★★★ | 19点 |
おこっぺハムセット 公式サイト参考価格:3,240円 6種詰め合わせ アレルギー7品目:なし 賞味期限:冷蔵で28日 | ★★★★★ | ★★★ | ★★★★★ | ★★★★ | 17点 |
瀬戸内竹ちくわ揚げ天詰合せ 公式サイト参考価格:3,240円 8種詰め合わせ アレルギー7品目:小麦、卵、乳、えび、かに 賞味期限:冷蔵で7日 | ★★★★★ | ★★★★ | ★★★ | ★★★ | 15点 |
早速、ゆうちょ銀行の株主優待カタログギフトの中から、今回のランキング第一位の「酒悦 瓶詰詰合せ 名菜美点」を注文してみました!
ゆうちょ銀行の優待品「酒悦 瓶詰詰合せ 名菜美点」
ゆうちょ銀行の株主優待カタログギフトを使って優待品を注文すると、約3週間ほどで実際に「酒悦 瓶詰詰合せ 名菜美点」が届きました。
思っていたよりも高級感のある箱に入っていて、鯛みそ・黒豆・佃煮・漬物などの瓶詰が10個も入っているので、ずっしりと重みがあります。
送られてきた瓶詰の大きさを比較するために、うちの冷蔵庫に入っていた「桃屋の辛そうで辛くない少し辛いラー油」と比べてみましたが、ほぼ同じ大きさでした。
ちなみに酒悦と桃屋は、どちらも漬物や佃煮の瓶詰商品を製造販売しており、競合関係にある会社となります。
酒悦は福神漬けの元祖で伝統340年!
ゆうちょ銀行のオリジナルカタログギフトで優待品を選んでいるときは特に気にしていなかったのですが、実際に届いた「酒悦」という会社の山海の幸の詰合せの瓶詰が思っていたよりも高級そうな品物だったので、気になって「酒悦」について調べてみました。
酒悦は、漬物や佃煮や惣菜などを製造しており、創業はなんと約340年以上も昔となる江戸時代の1675年(延宝3年)です。
現在は、赤いきつねと緑のたぬき、マルちゃん焼そばやマルちゃん正麺などでお馴染みの、東洋水産のグループ会社となり、酒悦の工場ではカップ麺の製造なども行っているようです。
今ではカレーライスの付け合わせとして欠かせない福神漬ですが、一説によると福神漬は、明治時代に酒悦の前身である、東京上野にあった山田屋という漬物店の店主の第15代野田清右衛門が開発したと言われています。
その後、福神漬けは日清戦争、日露戦争で携帯食に採用され、一般に知られるようになりました。
また同時期に、日本郵船の欧州航路客船で、一等船客にカレーライスに添えられて提供されたのを始めとして、帝国ホテルや資生堂パーラー、梅田阪急百貨店などでも提供され、全国的に庶民の間にも広まったという説もあります。
スポンサーリンク「酒悦 瓶詰詰合せ 名菜美点」は山海の幸の瓶詰が10種類入り!
ゆうちょ銀行のオリジナルカタログギフトで選んだ「酒悦 瓶詰詰合せ 名菜美点」には、全部で10種類の山海の幸の瓶詰が入っていました。
- 福神漬 90g
- わかめ入りのり佃煮 100g
- 鯛みそ 110g
- 黒豆 105g
- くきわかめ 80g
- えのきだけ 95g
- 昆布大根漬 95g
- 鰹ひじき 40g
- 大葉みそ 105g
- ぶどう豆 105g
以上10品が「酒悦 瓶詰詰合せ 名菜美点」の内容です。
「酒悦」の福神漬は、国産野菜原料の他には、醤油と果糖ぶどう糖液糖しか入っておらずシンプルであっさりとしたお味でした。
「酒悦」ののり佃煮の原材料は、のり・醤油・糖類・かつおエキス・ほたてエキス・寒天・調味料・酸味料となっており、添加物は少な目で素材の旨みがありご飯によく合うお味でした。
「酒悦」の鯛みその原材料は、みそ・糖類・たい・もろみとなっており、非常にシンプルな内容で、国内製造の味噌の風味と、後味に鯛の香りを感じることができて、ご飯にも良く合う上品な味でした。
「酒悦」のくきわかめの原材料は、わかめの茎・糖類・醤油・たん白加水分解物・かつおエキス・昆布エキス・生姜エキス・発酵調味料・調味料・酸味料・カラメル色素となっており、味はあっさりとしてコリコリとした国産茎わかめの食感もあり、美味しくいただきました。
「酒悦」のえのきだけの原材料は、えのきたけ・醤油・砂糖・食塩・魚醤・調味料・酸味料・酸化防止剤となっており、国産えのきたけのシャキシャキとした食感と、しっかりとした味付けが美味しい一品でした。
「酒悦」のぶどう豆の原材料は、大豆・砂糖・醤油・清酒のみとなっており、国産の大豆のまろやかな食感とさわやかな甘みのある美味しい商品でした。
伝統340年の元祖「福神漬」を実食してみた
340年以上の伝統の味を受け継ぐ酒悦の福神漬けを実際に食べてみました。
・・・甘くない!
今まで食べたことのある福神漬けとは全く違う味がしました。
福神漬けというと、カレーの辛さを中和するような甘い漬物を想像していたのですが、酒悦の福神漬けは糖分や甘味料でごまかしたような味ではなく、非常にシンプルな野菜素材の漬物の味がしました。
340年の伝統を誇る酒悦の福神漬けの原材料名を見てみました。
大根やなすなどの野菜原材料の他には、醤油と果糖ぶどう糖液糖しか入っておらず、非常にシンプルな味がするのも頷けます。
無駄な原料を使わず素材と製法で勝負する酒悦の福神漬けは90gで324円です。
ちなみに業務スーパーの300gで90円の福神漬けの場合、原材料は酒悦の福神漬けと同じ野菜原材料と醤油と果糖ぶどう糖の他にも、甘味料、調味料、酸味料、保存料、着色料、安定剤がはいっており、まるで添加物のフルコースです。
原材料にこれだけ違いがあると、これからは添加物入りの福神漬けを食べることに少し躊躇してしまいそうですね。
「大葉みそ」と「鯛みそ」を実食してみた
酒悦の「大葉みそ」と「鯛みそ」の原材料名を見てみると、大葉みその原材料は「みそ、糖類、清酒、植物油脂、青しそ、唐辛子」、鯛みその原材料は「みそ、糖類、たい、もろみ」のみとなっており、福神漬けと同じく非常にシンプルな原材料となっています。
左の大葉みその方が味噌の色が濃い目で、大葉が入っているのが見た目で確認できます。
右の鯛みそは色が薄めで、大葉みそよりもつやと照りがあるのが確認できます。
それぞれ実食すると、やはり大葉みそは後味に大葉の香りがして、鯛みその方は後味に鯛の風味があり、どちらも非常に上品なお味でした。
「大葉みそ」と「鯛みそ」のアレンジレシピを色々と調べてみた結果、おでんや肉じゃがなどの煮物に入れるレシピなどもあったのですが、やはり野菜やごはんに乗せてそのまま食べた方が美味しそうだったので、実際にサラダやおにぎりに「大葉みそ」と「鯛みそ」をつけて食べてみました。
「大葉みそ」と「鯛みそ」はサラダとご飯によく合いました!
ゆうちょ銀行の株価基本情報
ゆうちょ銀行は2022年9月現在、株価1,009円、予想PER11.84倍、実績PBR0.38倍、予想配当利回り4.95%となっています。
2021年には増配され、配当性向も58.5%と高めであり、割安高配当銘柄の一つとなっていて、高配当でありながら株主優待も付くというお得な銘柄です。
商社株は上昇!次なるバフェット銘柄は銀行株!?
2020年8月頃、投資の神様と呼ばれるウォーレン・バフェットが日本の商社株を保有したことが明らかになり、それから約2年ほど経った2022年9月現在、日本の商社株の株価は軒並み大幅に上昇しています。
オマハの賢人ウォーレン・バフェットは次にどの銘柄を選ぶのか、ということが世界中で話題になっています。
一説によると、バフェットが次に選ぶのは日本の銀行株ではないかという噂もあり、2022年9月現在、割高感のある米国株よりも、日本株の方が割安感があり世界から注目されているとの見方もあります。
バフェットは米国の銀行株を多く保有しており、最近でも2022年の1~3月には米国銀行株のシティグループの株式を、約29億ドル(約3700億円)新たに取得しました。
長年、日本の銀行株は割安放置されていることから、期待も含めて、バフェットが日本の銀行株を買うという話が出てきたと思われます。
噂でしかありませんが、果たしてゆうちょ銀行を含め、日本の銀行株はこれから上昇するのでしょうか。
私も多くの銀行株を所有しているので、銀行株の値上がりは個人的には大歓迎です!
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